世界に投資リターンの機会をもとめて
米国株は依然としてリターンの重要な源泉ですが、投資家の間では投資機会を他の地域へ広げ、分散する必要性が意識されています。
2019年3月
金融市場では、予期せぬことが発生して投資資産が損失を被ることがあります。それに備えるひとつの方法として『分散投資』があります。
投資の世界では、「すべての卵を一つのかごに入れるな」(Don't put all your eggs in one basket)という格言があります。ひとつの資産クラスに集中投資してそれが下落した場合の影響を、卵を一つのかごに入れるとそれを落としたとき全部の卵が割れてしまうかもしれないということに例えています。
株式や債券などの資産クラスの値動きは異なる傾向があります([グラフ]ご参照)。値動きの傾向が異なる資産に『分散投資』することで、1つの市場が大きく下落した時の損失を抑える効果が期待されます。
一方、株式やリートなど値動き(=リスク)が大きい資産に集中投資した場合は、大きなリターンを得ることが期待されますが、資産価値の下落に見舞われることもあります。
予期しないことが起こる場合の備えとして『分散投資』は1つの有効な手段だと考えます。
[グラフ]主な資産の年間騰落率の比較(米ドルベース)
米国株は依然としてリターンの重要な源泉ですが、投資家の間では投資機会を他の地域へ広げ、分散する必要性が意識されています。
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