アクティブETFのよくある質問#1: アクティブ ETF はパッシブ ETF よりもリスクが高い?
「アクティブ ETF はパッシブ ETF よりもリスクが高いのか」という質問に答えます。
2021年6月
アメリカ株式市場は、業績見通しを背景に堅調に推移
国や地域によって段階は異なるものの、新型コロナウイルス感染症に対するワクチン接種は主要国を中心に進められており、経済活動が少しずつ再開しています。コロナ禍の行動制限からの反動による「リベンジ消費」も期待されています。
それに伴い、アメリカ企業の利益も2020年を底に中期的に回復していくと予想されています。利益の再拡大に伴う、アメリカ企業の株価の動向に今後も注目が集まりそうです(グラフ①参照)。
グラフ①:アメリカ株式(米ドルベース、配当込み)と1株当たり利益(EPS)の推移
株価期間:2000年1月末~2021年5月末(月次)、EPS期間:2000年~2023年(年次)

“押し目”を狙うつもりが、上昇局面を逃し続ける可能性も
“押し目”というのは、上昇局面における一時的な下落を意味しています。投資は「安く買って高く売る」ことで最終的な利益を得ることができます。現在の株価が割高だとする見方もある中で、 “押し目”を待ってから投資したいと考える方もいらっしゃるかもしれません。ただし、現実にはなかなかうまくいかないものです。
そこで、アメリカ株式における過去の“押し目”を確認してみましょう。
アメリカ株式における“押し目”として、5%以上下落した月を抽出したところ、景気後退期およびその前後に集中しており、限定的な機会だったことが分かります(グラフ②参照)。
今後も同じような値動きを想定するならば、“押し目待ち”をしていると、投資タイミングを逃し続けてしまう可能性もあるかもしれません。
グラフ②:アメリカ株式が5%以上下落した月
期間:1990年1月末~2021年5月末(月次)

もちろん、市場の下落前にいったん売却し、その後投資を再開できた場合には大きな収益を手にすることができますが、あくまで超短期のタイミングにかける投機的な行動に成功した場合の結果となります。長期で投資を継続する効果を認識した上で、冷静な投資行動をとれるよう心がけましょう。
もし、短期的な値動きが気になって投資を始めるのが難しいのであれば、積立投資を検討してもよいかもしれません。こちらの記事では、米国株式で積立投資を行った場合のシミュレーションもしていますので、合わせてご覧ください。ご自身の目的に応じ、いろいろな選択肢から検討してみましょう。
出所:I/B/E/S、Datastream、FactSet、ブルームバーグ、Guide to the Markets | Japan | 2Q 2021 (J.P.モルガン・アセット・マネジメント)
グラフ①:2018年まではI/B/E/S、Datastreamのデータ、2019年以降はFactSetのデータを使用。 アメリカ株式:S&P500指数 EPSのデータは2021年4月9日時点で取得可能な最新のものを掲載。 グラフ②:アメリカ株式:S&P500指数、米ドルベース、価格リターン。直近のアメリカの景気後退期は、2020年4月で終了したと仮定して表示。上記はシミュレーションであり、実際の投資成果とは異なります。上記のシミュレーションでは税金や手数料などのすべての費用を考慮していません。また、すべてのインデックスに直接投資することはできません。
本サイトのデータ・分析等は過去の実績や将来の予測、作成時点における当社および当社グループの判断を示したものであり、将来の投資成果および市場環境の変動等を示唆・保証するものではありません。
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