世界に投資リターンの機会をもとめて
米国株は依然としてリターンの重要な源泉ですが、投資家の間では投資機会を他の地域へ広げ、分散する必要性が意識されています。
2021年2月
昨年来、株式市場は新型コロナウイルス感染症(以下、新型コロナ)の感染拡大を受け大きく変動していますが、市場の荒波を越え、史上最高値を更新し成長を続けるアメリカの株式に改めて市場の注目が集まっています。
成長を続けるアメリカの株式
新型コロナの感染拡大により、2020年の世界の株式市場はまさにジェットコースターのような急激な下落と上昇をたどりました。株式投資の難しさを改めて痛感された方が多かったのではないでしょうか。
2021年の株式市場について、既にさまざまな見通しが出ていますが、短期の動向に捉われすぎると、魅力的な投資機会を見逃してしまう可能性もあります。株式への投資に際しては、基本に立ち帰り、長期の観点を忘れずに取り組むことが肝心です。
長期投資においては様々な投資対象が選択肢となってきますが、代表的な例として、アメリカ株式をご紹介しましょう。1987年の年末以降の推移を見てみると、昨年末(2020年12月末時点)までで、アメリカ株式は米ドルベースで約15倍と大きく上昇しました。
この間は円高が進みましたが、日本円ベースでも約13倍と大きく上昇する結果となりました。昨年3月のコロナ・ショックによる急激な下落もあっという間に取り戻しています。
成長の裏側 ~革新を生み出す力~
この原動力の一つとして考えられるのが、アメリカの企業の革新(イノベーション)を生み出す力です。アメリカ企業によって生み出された革新的な製品やサービスは、枚挙にいとまがありません。
例えば、私たちの生活で今や欠かせないものとなったインターネットですが、このインターネットをより身近なものとして普及させた製品が、マイクロソフトの「インターネット・エクスプローラー」です。その後、グーグルが検索エンジンのサービスを開始し、インターネットの利便性の向上に大きく貢献しました。
また、社会的なつながりという価値観を広く普及させたという観点では、フェイスブックのSNSサービスの開始も見逃せません。以降、ツイッターやインスタグラムなど様々なSNSサービスが登場し、生活様式やビジネス全般に大きな影響を与えています。
アメリカのみならず世界に大きな影響を与えた製品としては、アップルの「iPhone」やテスラの電気自動車なども挙げられます。加えて、近年ではeコマース(電子商取引)市場の拡大やバイオテクノロジー、遺伝子治療の研究・開発といった分野でもアメリカの企業が活躍しています。
グラフ②:イノベーションの歴史とアメリカの代表的な株価指数(米ドルベース)の推移
このように、アメリカの企業は長きにわたって、様々な分野で革新的な製品やサービスを生み出し続けることで、企業価値を高め、株価の長期的な上昇を実現してきました。イノベーションを生み出すスピードはますます加速しており、今後も世界を牽引するアメリカ企業の活躍に期待が高まっています。
アメリカ株式に投資する投資信託に関心をお持ちの方に
JPモルガン・アメリカ成長株ファンド(為替ヘッジなし、年1回決算型)
JPモルガン・アメリカ成長株ファンド(為替ヘッジなし、毎月決算型)予想分配金提示型
米国株は依然としてリターンの重要な源泉ですが、投資家の間では投資機会を他の地域へ広げ、分散する必要性が意識されています。
動画で解説!ETFってどう選んだらいいの?
動画で解説!アクティブETFって何?
「アクティブ ETF はパッシブ ETF よりもリスクが高いのか」という質問に答えます。
物価の上昇(=インフレ)はお金の価値の低下をもたらします。大事な運用資産を目減りさせないために押さえておきたい秘訣をご紹介します。
景気後退期における株式投資との向き合い方について、中長期の観点からご紹介します。(2023年3月)
J.P.モルガン・アセット・マネジメントが発表した年次の超長期市場予測における、これからの投資への考え方をご紹介します。(2023年1月)
景気先行きへの懸念が強まる中、これからの投資を考えてみましょう。(2022年11月)
年初来、米国株式は軟調に推移しています。中長期投資の観点から、改めて投資のポイントを確認しましょう。(2022年8月)
短期的な動きに一喜一憂せず、投資を続けることが重要だと考えられます。(2022年5月)
市場では景気後退を示す事前サインが点灯し、より慎重な投資姿勢が求められるようになってきています。(2022年4月)
変動性の高い相場展開では、相対的に安定した収益源となる『インカム』に着目してみませんか。(2022年2月)
米国では、まさに金融政策の転換点が来ています。その中での株式投資を考えます。
変動性が高くなっている株式市場ですが、今後の投資をどう考えるのか“ヒント”をお伝えします。
資産運用の入り口の商品として取り上げられることが多いETF(イーティーエフ)について、ご紹介します。(2021年9月)
株高が進行する中で、これからの投資をどう考えますか?選択肢のひとつとして、『インカム投資』をご紹介します。(2021年8月)
今注目のESG投資について、基本からご紹介します。(2021年7月)
相対的に高いインカム収益が期待できる資産の一つとして、ハイ・イールド債券をご紹介します。(2021年6月)
アメリカ株式の推移を振り返り、”押し目”についてご説明します。
中国において今後高い成長が期待される分野として、「デジタル」と「EV(電気自動車)」をご紹介します。
長期的な資産運用を考えるにあたって押さえておきたい、3つのポイントをご紹介します。(2021年5月)
市場の短期的な動きが気になる方へ、長期投資を行うための選択肢をご紹介します。
足元、長期金利は上昇していますが、株式投資の意義について改めて考えてみましょう。(2021年3月)
最高値更新が続くアメリカ株式について、その強さの理由を探ります。
アジアで構造変化による成長が見込まれる分野として、東南アジアの金融サービスとデジタル・サービスをご紹介します。
「インカム」に着目した投資で、資産形成を考えてみませんか。(2021年1月)
アジア経済は、他の国・地域に先駆けて新型コロナの落ち込みから回復しています。さらに、今後も高い成長が期待されるアジアの魅力をお伝えします。
株式市場は堅調ですが、不確実性が高い環境においては分散投資で下値を抑制しつつ資産を育てていくことも1つの方法です。(2020年11月)
低金利時代の債券投資の極意をお伝えします。(2020年10月)
新型コロナウイルス感染症の拡大などを受け、短期的に市場が大きく動いています。市場の短期的な動きに振り回されない工夫をご紹介します。(2020年9月)
コロナ後も成長が期待されるアジアの投資テーマを深堀(2020年8月)
新型コロナがもたらした歴史的な超低金利。より安定的に高い利回りを確保する投資のコツをお伝えします。(2020年8月)
今後の生活、特に退職後を見据えた場合には、マネープランが重要な要素の一つとなりそうです。(2020年7月)
株式市場は回復してきていますが、不透明感も強い環境です。分散投資で負けにくい運用を!(2020年7月)
買い時、売り時を正しく当てるのは困難です。「続けること」で、より良い投資成果を得る可能性が高まります。(2020年7月)
投資を続ける?あきらめる?悩める投資家に伝えたいこと。(2020年5月)
タイミングに煩わされない資産運用のヒントをご紹介します。(2020年5月)
“過去を見て、将来への長期の目線につなげる”ことも、大切かもしれません。(2020年4月)
過去から生まれる投資のヒントをご紹介します。(2020年3月)
退職後のマネープランも、早めに検討する必要がありそうです。(2020年3月)
資産同士の相性診断してみませんか?(2020年3月)
新型肺炎で投資に不安を感じる方へ(2020年2月)
マネープランは後回しにせず、早めに検討するようにしましょう。(2020年2月)
インカム収益が株式投資に与える影響をご紹介します。(2020年2月)
“投資の大切な心構え” 当たり前に思えることですが、あらためてご紹介します。(2020年1月)
“株式の投資家となる”ことの意味をご紹介します。(2020年1月)
2020年の市場見通しと投資のポイントをご説明します。(2020年1月)
J.P.モルガンの超長期マーケット予測から資産運用のヒントをご紹介します。(2019年12月)
退職に向けてと退職後の資産運用のポイントを簡潔にご説明します。(2019年12月)
投資で悩んだときには、『長期・分散投資』という原点に帰ってみましょう。(2019年11月)
利下げの動向が今後の投資にどのような影響を与えるのか、一緒に考えてみましょう。(2019年11月)
『景気後退の事前サイン』が点灯した時の投資を考えるヒントをお伝えします。(2019年11月)
先行き不安な時こそ“債券”とお考えの方へ。さらに一歩進んだ債券投資を解説します。(2019年10月)
債券の利回り低下にお悩みの方へ、投資のヒントをお届けします。(2019年10月)
消費増税に気を取られがちですが、私たちの生活にとってモノの価格の動きも重要なポイントになります。(2019年10月)
市場が大きく動く時だからこそ、キホンに立ち返ってみませんか?(2019年9月)
世界的に利回りが低下した環境下、債券投資のポイントは分散です。(2019年9月)
「資産運用をなかなか始めることができない」とお悩みのあなたにお届けします。(2019年9月)
足元の不安を和らげるためのアイディアをご紹介します。(2019年8月)
「資産運用をなかなか始めることができない」とお悩みのあなたにお届けします。(2019年8月)
景気後退局面でも資産運用の継続を考えましょう。(2019年8月)
「資産運用をなかなか始めることができない」とお悩みのあなたにお届けします。(2019年7月)
米国投資適格債券が“カメ”とは?(2019年7月)
退職後の“お金との付き合い方”を改めて考えてみましょう。(2019年7月)
知って納得。値動きの安定性の秘密。(2019年6月)
インカム収益の源泉を分散するメリットをお伝えします。(2019年6月)
バランスの良い投資を行う手法として、「マルチアセット運用戦略」をご紹介します。(2019年5月)
米国で発行された信用力の高い債券、その魅力を4回シリーズでご紹介します。(2019年5月)
市場の短期の動きに惑わされず、長期の視点で冷静な投資行動を心掛けましょう。(2019年5月)
不確実性の高い市場環境を長期/分散投資で乗り切りましょう。(2019年4月)
債券の種類や地域・国を分散して投資する魅力をお伝えします。(2019年4月)
歴史的に見て円安の水準となっています。為替ヘッジを活用して円高進行による資産価値の目減りに備えてはいかがでしょう。
幅広く投資資産を分散することで、価格の変動リスクを軽減しましょう。(2019年3月)
長い人生を走り抜くための資産運用のポイントをお伝えします。(2019年3月)
景気後退が視野に入り、投資判断が難しいいま、投資のヒントをお届けします。(2019年3月)
長期的な視野を持って相場の変動とうまく付き合いましょう。(2019年2月)
資産を育てるうえで“インカム収益”は大きな役割を果たします。(2019年2月)
過去の景気動向を分析することで、今後の投資のヒントを探ります。(2019年2月)
世界中の投資家は、景気後退への対応策を検討し始めています。(2019年1月)
預貯金は万能ではありません。投資が資産形成の手助けとなります。(2019年1月)
人生100年時代。早めに資産運用をはじめて、長生きに備えましょう。(2019年1月)
市場の下落局面にも冷静に向き合いましょう。(2018年12月)
短期的な動きに一喜一憂せず、投資を続けることが重要だと考えられます。(2018年12月)
最近では退職後の資産の取り崩し期間における資産運用の必要性についても注目が集まりつつあります。(2018年11月)
年齢に応じて運用方法を変化させることが肝要です。(2018年10月)
投資対象としての転換社債(CB)の基礎を学びましょう。(2018年10月)
中央銀行による利上げ局面における債券投資の意義を検討します。(2018年9月)
新興国投資の魅力をご紹介します。(2018年10月)
Guide to the Marketsおよびインデックスの定義は こちら