アクティブ運用とパッシブ運用の話
株式運用にはアクティブ運用とパッシブ運用があります。それぞれの違いを解説します。
2019年12月
20周年を迎えたJPMザ・ジャパン
J.P.モルガン・アセット・マネジメントの旗艦ファンドの一つである「JPMザ・ジャパン」(以下、当ファンド)が昨日2019年12月15日に運用開始から丸20年となりました。投資家の皆さまに支えられ、20周年を迎えることができ、感謝の念に堪えません。今回は、ほんの一部になりますが、当ファンドの歩みについてご紹介します。
20年の歩み ~紆余曲折を乗り越えて~
当ファンドは、20年前に運用を開始して以来、国内外のさまざまな出来事を乗り越えながら、今日に至っています。この間、パフォーマンスが良好だった局面もあれば、振るわなかった局面もありましたが、設定来で見ると日本株市場を大きく上回って推移しました(設定来の推移については、前号をご参照ください)。
まず、良好だった局面の例として、2009年を取り上げたいと思います。原油価格が10年で10倍ほどに上昇していたことや米国のブッシュ共和党政権の2期目の満了などから、資源相場の終焉等を想定し、2007年後半から2008年にかけてポートフォリオを大胆に組み替えました。また、景気の低迷が新しい産業や中小型企業に “光明” をもたらすと判断し、以下のような着眼点で銘柄を選好したことが、パフォーマンスに奏功しました。
また、振るわなかった局面として、2014年から2015年にかけての期間が挙げられます。2012年頃よりデフレ脱却や内需復活といったテーマに着目し、金融および不動産などへの投資によって2013年頃まで高いパフォーマンスをあげたものの、2014年頃からは苦戦しました。2013年4月に量的・質的金融緩和が導入されたことで過剰流動性がもたらされ、株式市場でのバリュエーションに歪みが生じたことが、当ファンドにとっては逆風となりました。
これからもさまざまな局面に遭遇すると思われますが、引き続き当ファンドはリサーチ活動をベースとした良質のアイディアに基づき、独自性の高いファンド運営を行ってまいります。今後ともご愛顧の程よろしくお願いいたします。
株式運用にはアクティブ運用とパッシブ運用があります。それぞれの違いを解説します。
日本企業の業績と日本株式市場の見通し、および今後のコーポレートガバナンスの進展について、運用担当者が動画で解説します。
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