アクティブ運用とパッシブ運用の話
株式運用にはアクティブ運用とパッシブ運用があります。それぞれの違いを解説します。
2019年11月
掛け算で生み出す投資アイディア
J.P.モルガン・アセット・マネジメントの日本株運用チームでは、長期的な投資機会を追求するため、既成概念に捉われず、アンテナを高く張って、世の中で起きている変化を敏感に把握するように日々努めています。
大局的な見方から具体的な投資銘柄に落とし込む過程において、運用チームでは “足し算” ではなく “掛け算” での発想をおこなっています。単純にこれまでの結果の積み上げではなく、未来に向けての成長性の広がりを想定できるような企業に投資したいと常に考えています。
テクノロジーX建設の例
テクノロジーというと、自動車や機械といった製造業のイメージが強いですが、近年は建設業界においても最新のテクノロジーが活用されています。これまで建設業界は労働集約的なイメージが強くありましたが、テクノロジーの進化により自動化やIT化が浸透し、大きな変化が見られるようになっています。
例えば、建設機械大手のコマツは、「スマートコンストラクション」という未来の建設現場を創造していくソリューションを提唱しています。測量から検査まで、建設生産に関するあらゆるモノのデータをつなぐことで、労働力不足やオペレーターの高齢化、安全やコスト・工期といった現場の課題を解決するものであり、ドローンでの高精度測量や建機の無人運行といったさまざまなパーツから成り立っています。
建機の無人運行に関しては、次世代の高速通信規格「5G」の活用が期待されています。前出のコマツは、NTTドコモと共同で建機の遠隔操作の実証実験を行っています。また、大成建設は遠隔操作と自動制御が可能な建設機械システム「T-iROBOシリーズ」について、ソフトバンクと共同で実験を進めており、さまざまな現場での5Gネットワークの活用を目指しています。
市場ではこのような動きがまだ十分に評価されていないと見ているため、建設業界は魅力的な投資機会を有すると考えています。J.P.モルガンの日本株運用では、業界や既成概念に捉われることなく、引き続き中長期での成長が期待できる企業への選別投資を行ってまいります。
株式運用にはアクティブ運用とパッシブ運用があります。それぞれの違いを解説します。
日本企業の業績と日本株式市場の見通し、および今後のコーポレートガバナンスの進展について、運用担当者が動画で解説します。
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