アクティブ運用とパッシブ運用の話
株式運用にはアクティブ運用とパッシブ運用があります。それぞれの違いを解説します。
2020年2月
中小型株は世界景気や為替の影響を受けにくい
一般的に日本株は、世界の景気変動や為替動向に大きく左右される傾向が強いと言われています。2019年も米中貿易摩擦などの影響を受け、米中間の第1段階合意が発表されるまでは米国株と比較すると日本株は頭の重い展開となりました。日本株市場で大きな割合を占める大型株に、グローバルで事業を展開する外需関連企業が多いことが背景です。
一方、日本株の中でも中小型株は、①小売、サービス、建設などの内需関連企業が多いこと、②海外投資家の保有割合が大型株と比較して低いこと、など海外の影響を受けにくいことが特徴です。不透明要因が絶えない市場環境においては、魅力の1つだと考えています。
名だたる企業も昔は中小型株だった
~ダイヤモンドの原石が光り輝く宝石になる
ここ数年、AI(人工知能)、IoT(Internet of Things、モノのインターネット)やシェアリングビジネスなど、テクノロジーの進化によって新しいサービスが提供されてきており、中小企業から大企業ではまねできないイノベーションが生まれてきています。例えば、環境に配慮した容器の製造、働き方改革や人手不足に対応したシステムも含めた人事サポート・サービス、デジタルによる低コスト・短時間の弁護士サービス、5G(第5世代移動通信システム)へ技術提供など、さまざまな分野で成長が期待される中小企業が出てきています。
今は日本を代表する大企業も昔は小さい会社でした。企業の成長とともに株価が大きく上昇するダイヤモンドの原石のような中小型株があります。それを発掘するのが投資の醍醐味のひとつだと考えています。
ただし、中小型株は大型株と比べて株価の変動が高いことには注意が必要です。そのため、J.P.モルガン・アセット・マネジメントでは、徹底的な企業調査と分散投資により、中長期的な資産の成長を目指して、中小型株のアクティブ運用に取り組んでいます。
株式運用にはアクティブ運用とパッシブ運用があります。それぞれの違いを解説します。
日本企業の業績と日本株式市場の見通し、および今後のコーポレートガバナンスの進展について、運用担当者が動画で解説します。
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