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物価上昇(インフレ)の時代へ
最近、日本においても食料品や公共料金、ガソリンなど、幅広い分野で価格の上昇が深刻化しています。これを物価の上昇、インフレと呼びます。
インフレはモノの値段やサービスの価格が上昇し、同じモノを購入するために支払うお金が多く必要になります。
逆の言い方をすると、同じお金をもっていても、少ない量しか買えません。お値段据え置きで、パッケージの内容量が減ってしまう、といった状況です。すなわち「〇〇円」という額面の金額(名目値といいます)が変わらなくてもお金の実質的な価値が低下、目減りします。