Q2. 足元では、どのようにポートフォリオの調整を行っているか教えてください。
慎重なスタンスから、情報技術セクターの比率を徐々に引き上げるなど積極的姿勢へ移行
直近約半年間を振り返ると、4月に米国の関税政策への懸念等から市場の変動性が高まり軟調な展開入りとなった局面においては、情報技術セクターの比率を引き下げ、市場の方向感を見極める慎重なスタンスを取りました。
その後、不確実性への過度な警戒感が和らぐ中、投資環境の好転に備えて、徐々に情報技術セクターの比率を高め、市場感応度を引き上げてきました。
上位銘柄の大型成長企業に加え、多様な視点から幅広いセクターにおいて投資機会を追求
足元では、情報技術セクターのマイクロソフト、エヌビディアなどや、コミュニケーション・サービス・セクターのメタ・プラットフォームズといった組入上位銘柄に加え、企業向けAIサービスの拡大が期待されるIBMや、モバイルゲームのアプリ広告分野に強みを持つアップラビンなど、多様な視点から銘柄選択を行っています。
また、その他の幅広いセクターにおいても、市場が想定している以上の成長が見込まれる銘柄を厳選しています。例えば、一般消費財・サービス・セクターにおいては、フードデリバリーやショッピング配送サービスにおいて急速にシェアを拡大しているドアダッシュ、オンライン中古車販売の事業拡大が期待されるカーバナなどを組入れています。金融セクターでは、モバイルを中心に金融サービスを提供するロビンフッド・マーケッツなどを組入れています。
JPモルガン・アメリカ成長株ファンド(為替ヘッジなし、年1回決算型)およびJPモルガン・アメリカ成長株ファンド(為替ヘッジあり、年1回決算型)の両ファンドは、少額投資非課税制度(NISA)の成長投資枠対象ファンドです。
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