「アメリカの星」のポートフォリオの状況(2025年5月末現在)
✓不確実性への過度な警戒感が後退していることを受け、市場が好転した際に備えた対応も考慮
✓組入銘柄数を増やして幅広い投資機会を追求する姿勢から、より確信度の高い銘柄への絞り込みを開始
✓情報技術の銘柄を一部買い戻してポジション調整
- 昨年の半ば以降、組入銘柄を増やして幅広い投資機会を追求してきましたが、不確実性への過度な警戒感が後退していることを受け、今後、市場環境が好転した際への対応として、より確信度の高い銘柄への絞り込みを開始しました。
- セクター別においても、昨年の半ばと比較して、情報技術セクターの比率を引き下げ、一方で一般消費財・サービスや金融などのセクター比率を引き上げたポートフォリオ運営を継続しつつも、情報技術セクターの銘柄を一部買い戻してポジション調整を行いました。
「アメリカの星」の今後の投資方針
✓多様な視点に基づき、高い成長性に着目した積極的な投資だけでなく、安定的な成長性も十分に考慮
- 当ファンドの銘柄選択においては、市場の期待値と運用チームが考えるファンダメンタルズの乖離に着目しています。市場が高い成長を期待する銘柄であっても、市場が安定的な成長を期待する銘柄であっても、それぞれの期待値を 上回る成長があれば、そこに株価としての収益機会が生まれると考えています。
- 市場の不確実性が低下する場合には、市場が高い成長を期待する銘柄が選好される可能性がありますが、一方で景気後退がより意識される場合には、市場が安定的な成長を期待する銘柄(安定的に収益を稼ぐビジネスを展開する企業や収益源が分散されている企業など、景気変動の影響を受けにくいと考える企業)が選好される可能性があります。
- そのため、各セクターにおいて、それぞれのタイプの幅広い銘柄に着目し、多様な視点に基づいた銘柄選択により、ポートフォリオを構築することが、特にボラティリティ(変動性)の高い市場環境において重要であると考えています。
✓市場の予想以上に高い成長が期待できる銘柄を発掘、個別銘柄の分析の積み上げによる運用を継続
- 今後、米国の関税政策や世界情勢などの影響により市場の変動性が高まる環境下においては、多様な視点で幅広い投資機会を追求すると同時に、確信度の高い銘柄を魅力的な株価水準で積み増す機会であると考えています。
- 引き続き市場動向を注視しつつも、マクロや政治の方向感、市場トレンドの予想ではなく、個別銘柄の徹底した調査、分析の積み上げにより、市場の予想以上に高い成長が期待できる銘柄を厳選してポートフォリオを構築していく方針です。
JPモルガン・アメリカ成長株ファンド(為替ヘッジなし、年1回決算型)およびJPモルガン・アメリカ成長株ファンド(為替ヘッジあり、年1回決算型)の両ファンドは、少額投資非課税制度(NISA)の成長投資枠対象ファンドです。
JPモルガン・アメリカ成長株ファンド(愛称:アメリカの星)の最新の月報は こちら