アクティブ運用とパッシブ運用の話
株式運用にはアクティブ運用とパッシブ運用(インデックス運用)があります
パッシブ運用とは、市場全体の値動き(指数の値動き)と同様の投資成果を目指す運用です。例えばTOPIX(東証株価指数)をベンチマークとするインデックス・ファンドであれば、TOPIXに連動した投資成果(=東京証券取引所に上場する2,100銘柄以上に投資した場合と同じ投資成果)が期待されます。それに対して、アクティブ運用は、数多くある株式の銘柄の中から、株価の上昇が期待される銘柄を厳選して投資し、ベンチマークを上回る投資成果を目指す運用手法です。
TOPIX構成銘柄数は2023年3月末現在 出所:株式会社JPX総研
アクティブ運用とパッシブ運用の運用担当者は普段何を考えて運用に取り組んでいるのでしょうか
株式市場には値動きがあり、上昇と下落を繰り返します。パッシブ運用の運用担当者は来る日も来る日も運用成果が株式市場全体(指数)に連動した値動きとなることを目指します。それは指数が上昇する日であっても、下落する日であってもです。一方で、アクティブ運用の運用担当者は日々のインデックス(指数)の値動きを追うのではなく、株式市場全体が上昇する日であっても下落する日であっても、常に将来、中長期的に株価が上昇する銘柄を探し続けています。
J.P.モルガンのアクティブ運用で銘柄選択をした結果、こうなりました
パッシブ運用は一般的に運用にかかる費用がアクティブ運用よりも低めで、運用期間が長期にわたるとその差が大きくなります。しかし、アクティブ運用で銘柄の選択がうまくいけば、パッシブ運用よりも高い投資成果がもたらされる場合があります。ただし、すべてのアクティブ運用がうまくいくとは限りません。どのアクティブ運用を選ぶかの選択も重要です。
アクティブ運用とパッシブ運用のパフォーマンスの例
JPMザ・ジャパンの場合(期間:1999年12月15日~2024年1月末)
アクティブ運用(JPMザ・ジャパン)のパフォーマンスは税引き前分配金を決算時の基準価額で再投資したものとして計算。運用管理費用および株式の売買等にかかる費用控除後、ファンド購入時の手数料は考慮していません。パッシブ運用のパフォーマンスはTOPIX(配当込み)の値動きを表示。運用管理費用や株式の売買等にかかる費用は差し引かれていません。1999年12月14日(ファンド設定日の前営業日)を100として指数化。上記は過去のデータであり、将来の成果を示唆・保証しません。JPMザ・ジャパンはTOPIX(配当込み)をベンチマークとしたアクティブ運用ファンドです。
JPMザ・ジャパンの特色および取り扱い金融機関、費用、投資リスク等について詳しくはこちら
J.P.モルガン・アセット・マネジメントでは複数のアクティブ運用ファンドをご用意しています
J.P.モルガン・アセット・マネジメントでは、日本株の代表的なアクティブ運用ファンドとして、「JPMザ・ジャパン」を1999年より運用しています。さらに、2017年には「JPMザ・ジャパン(年4回決算型)」、2018年には「JPMザ・ジャパン・ベストアイディア」がラインアップに加わりました。
日本企業の業績は堅調に推移することが見込まれており、コーポレート・ガバナンスのさらなる進展も期待されています。
J.P.モルガン・アセット・マネジメントは、個人投資家の皆さまの幅広いニーズにお応えしながら、多様な投資機会を提供すべく尽力してまいります。