「アメリカの星」のポートフォリオの状況(2025年3月末現在)

✓組入銘柄数を増加させ、より幅広い投資機会を追求

✓情報技術セクターの比率を引き下げ、一方で一般消費財・サービスや金融などのセクター比率を引き上げ

  • 昨年の夏以降、マグニフィセントセブン*をはじめとした市場の期待値に過熱感が見られた銘柄について、組入比率を慎重に調整し、株式市場に対する感応度を引き下げてきました。また、組入銘柄数を増加させ、より幅広い投資機会を追求しています。
  • セクター別比率でみると、情報技術セクターの比率を引き下げた一方で、一般消費財・サービスや金融などのセクターの比率を引き上げました。2025年に入ってからも同様の投資方針を継続しています。

✓多様な視点に基づき、高い成長性に着目した積極的な投資だけでなく、安定的な成長性も十分に考慮

  • 当ファンドの銘柄選択においては、市場の期待値と運用チームが考えるファンダメンタルズの乖離に着目しています。市場が高い成長を期待する銘柄であっても、市場が安定的な成長を期待する銘柄であっても、それぞれの期待値を 上回る成長があれば、そこに株価としての収益機会が生まれると考えています。
  • 米国の関税政策をきっかけとして不確実性が高まっている現在の環境においては、関税政策に関してポジティブな進展がある場合には、市場が高い成長を期待する銘柄が選好される可能性がありますが、一方で大きな進展がなく景気後退がより意識される場合には、市場が安定的な成長を期待する銘柄(安定的に収益を稼ぐビジネスを展開する企業や収益源が分散されている企業など、景気変動の影響を受けにくいと考える企業)が選好される可能性があります。
  • そのため、各セクターにおいて、それぞれのタイプの幅広い銘柄に着目し、多様な視点に基づいた銘柄選択により、ポートフォリオを構築することが、特にボラティリティ(変動性)の高い市場環境において重要であると考えています。

「アメリカの星」の今後の投資方針

✓当面は調整圧力の強まり、変動性の高い市場環境を想定

✓市場の予想以上に高い成長が期待できる銘柄を発掘、個別銘柄の分析の積み上げによる運用を継続

  • 今年はマグニフィセントセブン*の利益成長率が前年対比で鈍化し、一方でマグニフィセントセブン*以外の企業の利益成長率が上昇すると見ており、幅広い投資機会を追求しています。
  • 足元、市場では米国の関税政策を巡る思惑から調整圧力が強まり、変動性の高い環境が続くと想定されます。当社においては、関税政策が企業利益に与える影響について個別に分析し、当社が考えるファンダメンタルズ以上に悲観的な値動きをする銘柄が出てくる場合には、中長期的な時間軸において投資機会が生まれる可能性があると見ています。
  • 引き続き市場動向を注視しつつも、マクロや政治の方向感、市場トレンドの予想ではなく、個別銘柄の徹底した調査、分析の積み上げによりポートフォリオを構築していく方針です。

JPモルガン・アメリカ成長株ファンド(為替ヘッジなし、年1回決算型)およびJPモルガン・アメリカ成長株ファンド(為替ヘッジあり、年1回決算型)の両ファンドは、少額投資非課税制度(NISA)の成長投資枠対象ファンドです。

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