このページでは、主要通貨の対円レートの動向を見ています。
【左】と【右下】では、様々な通貨の動きを対円レートで見ています。
【右上】では、各通貨の2年国債利回りと、対円レートのボラティリティを見ています。
対円レートのボラティリティは、1年あたり平均的に生じる対円レートの変化幅です。その幅の分だけ対円レートが上昇して円安になる場合もあれば、反対にその幅の分だけ下落して円高になる場合も考えられます。
外貨預金や外国債券への投資を行う場合、投資時点の為替レートと現在の為替レートが同じであれば、外国金利と円金利の差の分だけ、インカムリターンが得られます。一方、各通貨の対円レートのボラティリティは多くの通貨で、内外金利差よりもかなり大きくなっています。したがって、仮に円高に進むならば、内外金利差から得られるインカムリターンを、円高によって生じるキャピタルロスが上回る可能性があります。