このページでは、米国株式のバリュエーションとリターンの関係を見ています。
横軸は、過去の各時点のS&P 500の予想株価収益率(PER、利益は12ヵ月先)を示しています。縦軸は、【左】では各時点から1年間S&P 500に投資した場合のリターン、【右】では各時点から10年間S&P 500に投資した場合の年率リターンを示しています。両者の関係を見てみると、過去のデータからは、1年間のリターンと予想PERにおいては、目立った相関性が見られませんでした。一方で、予想PERが高く、割高感が強いときに投資をした場合の10年間の年率リターンは、相対的に低いことがわかります。反対に、予想PERが低く、割安感が見られるときに投資をした場合の10年間の年率リターンは、相対的に良好だったことがわかります。