今すぐチェック!足元の運用状況 2020年12月のポイント
12月のポイント
12月の騰落率は年1回決算型、毎月決算型ともにプラス1.1%と、11月に続いて上昇しました(図①)。また、年1回決算型の12月末時点の基準価額は11,608円でした(図②)。
2020年のベスト・インカムの基準価額の騰落率は、年初から3月までの3ヶ月間で15.8%下落しました。しかし、そこから12月末までの9ヶ月間で20.9%上昇し、最終的には設定来の騰落率として最高値であるプラス16.1%*で2020年を締めくくりました。
低金利環境でインカムを獲得するためには
2020年は大きな変動の年となりましたが、それがもたらしたもののひとつは、過去に例をみないほどの低金利環境と言えるでしょう。先進国の中でも比較的高金利だった米国でさえ、10年国債の利回りがインフレ率を下回っています(2020年12月末現在)。つまり国債に投資しても資産が実質的に目減りするという事態が米国でも起きています。
その結果、インカムを追求する動きが以前にも増して強まっています。ベスト・インカムにおいても、低金利環境の中で、どうすれば、より安定的かつ魅力的なインカム水準を確保できるか、J.P.モルガン・アセット・マネジメントが擁する1,000名を超える運用のプロたちが知恵を絞ってきました。たとえば、2020年3月の市場下落の後に市場が反発していく可能性があるとみたこと、また、米国や欧州の中央銀行による社債の買い入れプログラムの実施などがサポート要因となるとみたことなどから、投資適格債券の投資比率を増やしました。また、9月には「カバードコール」というデリバティブを使った戦略でインカム水準の上乗せを図っています。その結果、設定来で平均4.6%、2020年の平均で4.3%**という利回り水準を確保しています。
今や、インカムを求める世界中の投資家が、どうすればより安定的に、かつより高いインカムを獲得できるか、という課題と向き合っています。現在のような低金利環境では、もはや何らかのリスクを取らずに魅力的なインカムを獲得することは難しいと考えます。どのようなリスクをとって、インカム獲得を狙うのか、運用のプロの腕の見せ所なのかもしれません。
「リスクを抑えて安定的にインカムを追求する」ことはベスト・インカムがまさに目指すところです。これからのベスト・インカムの運用にぜひご注目ください。

* 設定来の騰落率:2014年9月〜2020年12月のデータ(JPMベスト・インカム(年1回決算型))
** 設定来の平均は2014年9月〜2020年12月まで、2020年の平均は2020年1月〜12月までの各月末の平均値(JPMベスト・インカム(年1回決算型)、JPMベスト・インカム(毎月決算型))
「JPMベスト・インカム(年1回決算型)/(毎月決算型)」を総称して「JPMベスト・インカム」または「ベスト・インカム」と言います。投資先ファンドとは「JPモルガン・インベストメント・ファンズ-グローバル・インカム・ファンド」の「Iクラス(円建て、円ヘッジ)」(「グローバルインカムファンド」と言います。)を指します。「ベスト・インカムの投資先ファンドの運用戦略」を「ベスト・インカムの運用戦略」と呼ぶ場合があります。ベスト・インカムは投資先ファンドを通じて実質的な運用を行います。上記の運用に関する説明は投資先ファンドにおけるものです。ただし、ファンドの騰落率に関しては、ベスト・インカムの騰落率のデータです。当ファンドの投資先ファンドのポートフォリオを「ベスト・インカムのポートフォリオ」と呼ぶ場合があります。本サイトに記載されている個別の銘柄・企業名については、あくまでも参考として述べたものであり、その銘柄又は企業の株式等の売買を推奨するものではありません。